熱転写シート(アイロンラバーシート)の選びのポイント一覧
一つ一つ解説しますが、まずは表に記載がある熱転写シートご覧ください。
おすすめのカッティング用熱転写シートの表
商品名 | 対応生地 | 表面/厚み | 加工条件 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
P.S.Film | 綿/ポリ | セミグロス/90μ | 150℃/15秒 | 最も人気でカラー数豊富 |
P.S.Stretch | 綿/ポリ/伸縮生地 | マット/90μ | 155℃/15秒 | 薄く伸縮性が高い |
Hi-5 | 綿/ポリ | マット/90μ | 120℃/5秒 | 低温短時間で作業性抜群 |
P.S.Film Extra | 撥水/ナイロン/革 | マット/90μ | 160℃/15秒 | 撥水生地やナイロン向け |
P.S.Electric | 綿/ポリ | グロス/90μ | 150℃/15秒 | 鮮やかな発色で洗濯に強い |
Stripfrock(PRO) | 綿/ポリ | 起毛/500μ(650μ) | 160℃(155℃)/15秒 | 人気のフロッキーシート |
Foil | 綿/ポリ | グロス/100μ | 135℃/15秒 | 箔シートのような仕上がり |
Sparkle | 綿/ポリ | グロス/120μ | 150℃/15秒 | 表面がつるつるしたラメシート |
Glitter2 | 綿/ポリ/伸縮生地 | ラメ/380μ | 150℃/15秒 | 表面がザラザラしたラメシート |
各商品の詳細は商品名をクリックして確認してください。
また、商品は多数あるため表には一部抜粋して記載しています。
おすすめのプリント用熱転写シートの表
商品名 | 対応生地 | 表面/厚み | 加工条件 | インク | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|
ColorprintPU Matt | 綿/ポリ/伸縮生地 | マット/80μ | 155℃/15秒 | 溶剤/ラテックス | 最も人気の万能シート |
ColorprintPU Extra | 撥水/ナイロン/革 | グロス/70μ | 155℃/15秒 | 溶剤/ラテックス | 撥水生地やナイロン向け |
Hi-5 PRINT | 綿/ポリ | マット/85μ | 120℃/5秒 | 溶剤/ラテックス | 低温短時間で作業性抜群 |
Sublithin Matt | 綿/ポリ/昇華済み生地 | マット/110μ | 130℃/15秒 | 溶剤/ラテックス | 白糊の再昇華防止シート |
S-PRINT | 綿/ポリ/伸縮生地 | マット/85μ | 120℃/5秒 | 溶剤 | 水性ベースで作業性抜群 |
EasySubli | 綿/ポリ/伸縮生地 | マット/80μ | 155℃/15秒 | 昇華 | 昇華インク対応のシート |
EasyColor | 綿/ポリ/伸縮生地 | マット/100μ | 155℃/15秒 | 水性/溶剤/ラテックス | 家庭用プリンターに対応 |
各商品の詳細は商品名をクリックして商品詳細ページにて確認してください。
また、商品は多数あるため表には人気商品のみ抜粋して記載しています。
1.熱転写シートの対応生地から選ぶ
熱転写シートは種類によって貼り付けることができる生地が決まっています。
対応していないものを選んでしまうと、剥がれなどの不良の原因になります。
各シートがどの生地に対応しているかは、各シートの商品ページでご確認ください。
2.生地の特徴から熱転写シートを選ぶ
次に生地の特徴から熱転写シートを選びますが、文章だと長くなってしまうので例を2つ挙げて解説します。
再昇華防止機能が付いた熱転写シートを選びましょう。
昇華転写されている生地に限ってはポリエステル対応しただけの熱転写シートだと、画像の青枠のように下地のデザインが表に浮き上がってきます。
この再昇華(ブリード)現象は時間経過に伴って起こることも多いのが特徴です。
着用時に大きく伸縮をするような生地には必ず伸縮する熱転写シートを選んでください。
伸縮しないシートを伸縮する生地に貼り付けることはできますが、実際に大きく生地が伸縮してしまうと剥がれなど不良の原因になります。
また、シートによって伸縮する幅は異なります。
2つの例を上げて解説しましたが、普段使いのシャツには基本的に対応生地だけ見ていれば問題ないことが多いです。
熱転写の選び方に迷っている場合はお気軽にお問い合わせください。 ≫お問い合わせはこちら
3.熱転写シートの表面の特徴から選ぶ
熱転写シートの表面の特徴は多種多様です。
仕上がりのイメージに最も近い特徴のシートを選んでください。
特にカッティング用熱転写シートは本当に多くの種類があります。 ≫カッティング用シートの表面を見てみる
4.熱転写シートと生地の相性から選ぶ
最後にシートと生地の相性を必ず確認してください。
綿に対応しているシートで綿生地に圧着しても貼り付きが弱いように感じる場合があります。
相性が悪いと剥がれてきたり、シート本来の性能が十分発揮できない可能性があります。
生地との相性は実際に貼り付けてみないと分からないので、少量の購入で試してみるか、無料サンプルで圧着のテストをしてください。