アイロンでプレスか、業務用プレス機を使うか
アイロンプリントの作業で業務用プレス機のメリットを紹介
たしかにアイロンプリントという商品のため、アイロンで加工はできます。
しかしながら、アイロンにはない素晴らしい力が業務用のプレス機にはあります。
特に仕事で作業をするにはぜひとも業務用プレス機を一台は持ってください。
■温度設定の違い
低・中・高の3種から選ぶことになり、細かい設定ができません。
低温:80〜120℃
中温:140〜160℃
高温:180〜200℃
とアイロンによってもばらつきがあります。
常温〜200℃程度の範囲で細かい設定ができます。
厳密な温度が必要な商材などには強いです。
昇華用にプレス機を使う場合は、200℃程度まで上がるプレス機を選んでください。
■温度維持の違い
アイロンの構造上、上がったり下がったりします。コードレスに至っては、設置場所に戻さないと温度が戻らないため、一定の温度での作業が困難です。
温度が低いと洗濯後の剥がれの原因となります。
ある程度一定の温度を保ちます。
また、盤面サイズがあるため、温度が下がりにくいです。
■圧力の違い
人の力のため、圧力が一定になりません。
アイロンプリントのサイズが大きい場合、複数回圧力をかけることになりますが、かけ忘れなどが発生したり、圧力が弱い点などが発生すると、剥がれる原因にもなります。
盤面全体に一定の圧力をかけることができます。
圧力不足による剥がれを防ぐことが出来ます。
■時間の違い
正確な加工時間の測定が難しいです。
15秒程度の作業のため、時計の秒針で作業をすることをおすすめします。
プレス機にタイマーが設置してあるため、一定の時間をはかることが出来ます。
アイロンプリントを仕事とするなら業務用のプレス機が必須です
プレスに重要な、時間、温度、圧力を一定にかけることが出来るため、必需品となります。
値段の差は仕上がりに影響が少ないため、何か1つ持っていた方が良いです。
それでもアイロンを使う場合
写真のような電源コード付きのドライアイロンをおすすめします。
普段家庭で使っている多くのアイロンはコードレスのスチームアイロンのため、スチームを出す穴があります。
そのため、圧力ムラが起こりやすいので、向きません。
お待ちしております!