よくあるご質問

昇華転写紙の波打ち(コックリング)の防止策

• インクの塗布量を下げる
• 昇華転写紙の厚みを上げる

▶波打ち(コックリング)についての詳細はこちらをご覧ください
 

昇華転写紙が波打つことでヘッドを擦ってしまい、印刷不良になります。
放置したまま稼働を続けることでヘッドを傷める原因になり、インク詰まりを起こす可能性があります。
最悪の場合、ヘッドの交換が必要になってしまいます。※ヘッド交換は高額なことが多いです。

電脳ザウルスの昇華転写紙「クイックドライ2」は波打ちしない昇華転写紙として開発されました。
▶商品詳細はこちら

糊付きの場合、昇華のプレス時に生地に食いつきズレを軽減します。
生地以外にプレスをすると、糊が残る場合がありますので注意してください。

昇華用の糊付き転写紙の糊面は、水にぬらした際に、多少ねばつきます。
表裏を間違えますと、印刷がキレイに乗らないだけでなく、
プレス時にプレス機に糊がついてしまうため、ご注意ください。

転写紙の乾燥後の転写をお願いします。
転写するものによっては完全に乾燥させる必要があるのでご注意ください。

平板のプレス機であれば180度〜200度の45秒〜60秒が目安になります。
その他、プレス機や商材によってプレス時間が変わってきます。
商材をテストし、納得ができる色を、ご自身で決めるようにしましょう。

昇華の時間が短すぎると対応が昇華不十分な状態になり、
長すぎると、昇華し過ぎのため、縁がぼやけたり、ベタの部分が薄くなっていきます。

機械の個体やマグカップの質、季節、気温などによって加工時間が変わります。
お使いの環境に合わせて、調整してください。

弊社のシステムを利用している場合、専用ソフトが正しく動いていない可能性があります。
プロファイルを変更して色が変わるか試してください。
色が変わらない場合、ソフトの設定を間違えている可能性があります。
今一度マニュアルをご確認ください。

糊付き転写紙を使ってもズレる場合は下記をご確認ください。
１：印刷面（糊面）が正しいかどうか
→　印刷面の確認をお願いいたします
２：生地に糊がついているかどうか
→　生地との相性で糊が十分作用しない場合があります。
３：生地の収縮が強く、糊で抑えられる以上の収縮をしてしまった。
→　収縮が強すぎると、昇華時に抑えきれなくなります。

２、３について
収縮が強い、あるいは糊との相性が悪い場合、
一度仮プレスを行って、先に生地の収縮をさせてしまうと、
ズレにくくなる場合があります。

市販のスマートフォンのカバーやマグカップは昇華に必要なポリエステルコーティングがございません。
そのため、見た目が同じようなものでも加工ができませんので、必ず昇華専用の商材をご購入ください。